OriHimeは首と腕、カメラとマイクを搭載しています。 遠隔地の操作者はカメラとマイクと動作する首で臨場感のある通話を行えます。 OriHimeの近くにいる人は、腕や首を振るロボットへ話しかけることで、遠隔地の操作者と話をすることができます。
OriHimeは単方向のビデオと双方向の音声を使ってコミュニケーションを行います。これにより「監視されている」感覚をより小さくし、リモートワーク時にも常時接続が行いやすくなります。 同時に、通信量も必要最低限で済むようになります。
管理ツールでは各操作者やOriHime毎にどの時間どれだけの通話が行われたかなど、詳細なログを確認することができます。 通話の時間や、通話が活発に行われているかなどが一目でわかります。
OriHimeは臨場感を伝えるために、HDクオリティのカメラを搭載しています。VP8コーデックを利用し、4Kビデオを最低限のインターネット接続環境で送信します。 もちろん、限られた通信状態などの場合には自動で画質を調整します。
OriHimeにはもともとスピーカーとマイクが内蔵されていますが、大きな会議室でも利用できるように3.5mmミニジャックも搭載しています。 大きな部屋での利用時にはそこにマイクとスピーカーを接続すれば、快適にご利用いただけます。
もちろんOriHimeを一人で操作することもできますが、会議、メンタリング、複数人での受付の時には何人かでOriHimeを操作することもできます。1台のOriHimeでも、たくさんの人の分身になることができます。
OriHimeでは、OriHimeのアカウントと操作したい人のアカウントを管理者が管理します。 これによって、システムの利用者は負荷なくスムーズに利用し始めることができます。
OriHimeにゲスト操作者を割り当てることもできます。 会議に出席してほしい外部の人へ、一定時間だけ有効なゲストアカウントを作成して伝えてあげれば安全に会議に出席してもらうことができます。
簡単に利用できるように、iPad、Androidタブレットはもちろん、各種スマートフォン、PC、Mac、Google Chrome Webブラウザなど、 様々なデバイス・ブラウザからOriHimeを操作することができます。
その他多数..
高度な利用のための特別なセキュリティ機能もございます。
デフォルトでは利便性のためにパスワードルールは容易なものとなっております。 英数大小文字など、強固なパスワードルールを設定することで、辞書攻撃などのリスクを低減します。
アカウント種別ごとにログイン時の認証情報の有効期限を設定することができます。 ログイン有効期限を設定することでデバイスの紛失時などに、悪意のある第三者からなりすまされるリスクを低減します。
IPアドレス・ネットワークを指定してログイン可能なアカウントを制限します。 OriHimeを利用可能なアクセス元を特定の場所に限定することができます。
ログイン時にパスワードだけではなく、別途送付されるセキュリティコードを利用するようになります。 万が一アカウント情報が漏洩した際にも、セキュリティコードを受け取ることができなければ認証できません。
新しいデバイスでのログイン毎に指定のメールアドレスにアラートメールを送信します。 万が一アカウント情報が漏洩した際にも、意図しないログインが行われた際にはそれに気づけるようになります。
操作者とOriHimeとの通信が確立されるごとに指定のメールアドレスにアラートメールを送信します。 万が一アカウント情報が漏洩した際にも、意図しない通話が行われた際にはそれに気づけるようになります。