OriHimeについて
分身ロボットOriHimeの
利用イメージ
OriHimeを設置し、ネット設定を行います。PCやスマホなどからいつでも起動し、操作する事ができます。
最新モデル(OriHime ver.2023)について
OriHime2023には最大4Kの映像を送れるカメラが搭載されています。
4K(3840 x 2160)カメラが一般的なビデオ通話システム(360 x 240)に比べて約100倍の情報量をリアルタイムで遠隔地に届け、臨場感のある写真を撮ったり、細かな文字を読むこともできます。
操作者の人の声をできる限り正確に再現するため、強力な45mmスピーカーシステムを搭載しました。
フルレンジで低音から高音までをリアルに再現し、どんな音でも遠隔地と共有します。
前機種に比べ、ネットワーク論理帯域と通信バスの拡大により、Wi-Fiの通信速度は約10倍になりました。
プロセッサのパフォーマンスは約200%に向上し、動的な画質調整や環境認識もスムーズになっています。
主な機能
見る
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高画質かつリアルタイム
OriHimeはHDクオリティのカメラを搭載。VP8コーデックを利用し、最低限のインターネット接続環境で送信します。限られた通信状況ではそれに合わせて自動で最適な画質を調整し、最高画質としては細かな文字もはっきりと読むことができる4K画質を送信します。
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低帯域でも安定
OriHimeは、操作者が”ここに居る”感覚をより出せるようデザインした結果、操作者の顔をOriHime側に送信する事はなく、ビデオは単方向の送信のみになっています。結果的に通信量を抑え、環境が低い環境でも安定した操作が可能となっています。
話す
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高性能な双方向音声
OriHimeには操作している人の声をできるだけ再現するためのフルレンジ45mmスピーカー、周囲の音を拾うためのデジタルマイクアレイが搭載されています。Opusコーデックを通じて、少ない帯域でクリアに音声を伝達します。
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外部オーディオ機器の接続
OriHimeにはもともとスピーカーとマイクが内蔵されていますが、様々な環境でも利用できるように3.5mmミニジャックも搭載しています。大きな部屋や、騒がしい空間で使う際には、マイクとスピーカーを接続し、広くお使いいただけます。
動く
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動きで表現
OriHimeは6つの関節を持ち、上下左右に首を動かして周囲を見渡せるだけでなく、様々な感情表現やポーズをとる事が可能です。OriHimeを操作する人は、とても直観的かつ簡単にこれらの操作を行う事ができるようになっています。きちんと聞いていますという頷きも、会議や授業中に違和感なく行えます。
操作する
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様々なデバイスから操作
簡単に利用できるように、iPad、Androidタブレットはもちろん、各種スマートフォン、PC、Mac、Google Chrome Webブラウザなど、 様々なデバイス・ブラウザからOriHimeを操作することができます。
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複数ユーザーでの同時操作
もちろんOriHimeを一人で操作することもできますが、会議、メンタリング、複数人での受付の時には何人かでOriHimeを操作することもできます。1台のOriHimeでも、たくさんの人の分身になることができます。
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ゲストを招待
OriHimeにゲスト操作者を割り当てることもできます。 会議に出席してほしい外部の人へ、一定時間だけ有効なゲストアカウントを作成して伝えてあげれば安全に会議に出席してもらうことができます。
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管理アカウント
OriHimeでは、OriHimeのアカウントと操作したい人のアカウントを管理者が管理します。 これによって、システムの利用者は負荷なくスムーズに利用し始めることができます。
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利用状況の確認
管理ツールでは各操作者やOriHime毎にどの時間どれだけの通話が行われたかなど、詳細なログを確認することができます。 通話の時間や、通話が活発に行われているかなどが一目でわかります。
セキュリティ
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通信の暗号化
OriHimeのソフトウェアが行う通信は全て暗号化されています。サーバとの通信はもちろん、映像・音声などのリアルタイムデータも暗号化されており、通信内容の盗聴や改ざんを防ぎます。
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ファイアウォールの通過
OriHimeの映像・音声の通信は適切なUDPポートが解放されていなくても、WebのためのTCP443から通信することができます。 OriHimeのためにファイアウォールに特別な設定を行う必要はありません。
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ハッシュ化・暗号化
パスワードなど、重要な情報はデータベースへハッシュ化・暗号化されて保存されます。これにより、万が一悪意のある第三者にデータベースを閲覧されたとしてもアカウントを利用されてなりすまされることを防ぎます。
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パスワードルールの強化
デフォルトでは利便性のためにパスワードルールは容易なものとなっております。英数大小文字など、強固なパスワードルールを設定することで、辞書攻撃などのリスクを低減します。
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ログイン有効期限の設定
アカウント種別ごとにログイン時の認証情報の有効期限を設定することができます。ログイン有効期限を設定することでデバイスの紛失時などに、悪意のある第三者からなりすまされるリスクを低減します。
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IPアドレスフィルタ
IPアドレス・ネットワークを指定してログイン可能なアカウントを制限します。OriHimeを利用可能なアクセス元を特定の場所に限定することができます。
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2要素認証
ログイン時にパスワードだけではなく、別途送付されるセキュリティコードを利用するようになります。万が一アカウント情報が漏洩した際にも、セキュリティコードを受け取ることができなければ認証できません。
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ログイン毎のアラート
新しいデバイスでのログイン毎に指定のメールアドレスにアラートメールを送信します。万が一アカウント情報が漏洩した際にも、意図しないログインが行われた際にはそれに気づけるようになります。
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通話毎のアラート
操作者とOriHimeとの通信が確立されるごとに指定のメールアドレスにアラートメールを送信します。万が一アカウント情報が漏洩した際にも、意図しない通話が行われた際にはそれに気づけるようになります。
操作画面
人と同じような左右上下の首振りができます。
登録されたモーションで感情を豊かに表現できます。
旧OriHimeとの比較
旧OriHime | 新OriHime | |
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映像 | 最大 720pHD |
8倍の解像度最大4Kの高精細なカメラを搭載しています。 |
音声 | スピーカー周波数特性400Hz~5.2kHz 内蔵マイクなし |
拡大した音域・高品質マイクデジタルマイクアレイを搭載し、音をよりうまく拾えるようになりました。 |
通信 | 48.8Mbps: IEEE 802.11 n, USB bus オンボード 2.4GHz アンテナ |
10倍の通信速度・2倍のアンテナ出力Wi-Fiで10倍の通信速度を発揮するようになりました。 |
OriHimeのスペック
- サイズ
- 高さ:23cm
幅:約17cm(腕を畳んだ状態)
奥行き:約11cm - 重量
- 780g
- 電源
- 入力:100V-240V 50/60Hz
出力:15V/3A - カメラ
- 8M(4k)
水平画角 115°カメラ - サウンドデバイス
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スピーカー: 10W 38mm
マイク: 2ch MEMSマイクアレイ
外部出力: 3.5mmミニジャック
外部入力: 3.5mmミニジャック - インターフェース
- Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Gigabit Ethernet (有線LAN) - 動作温度範囲
- 0-35°C