一般社団法人 日本ALS協会さま
日本ALS協会では、全国の患者やその家族が集う総会の際にOriHimeが利用されています。
2015年5月の総会では、病状などで実際に総会に参加できない全国各地の患者4名がOriHimeで遠隔参加し、久しぶりに友人知人と話し、総会で意見を述べていました。
日本ALS協会では、全国の患者やその家族が集う総会の際にOriHimeが利用されています。
2015年5月の総会では、病状などで実際に総会に参加できない全国各地の患者4名がOriHimeで遠隔参加し、久しぶりに友人知人と話し、総会で意見を述べていました。
藤澤さまのご自宅ではOriHimeはベットサイドにおかれ、視線入力センサーを使って操作されています。藤澤さまはOriHimeを通じて、部屋の中を見回したり、家族や訪問されたお客様と合成音声出力でコミュニケーションをとり、ヘルパーさんらと庭を散歩したりしています。
身体的、精神的な理由で教室に足を運べなくとも、まるでそこにいるように友達と席を並べ、出席する事ができます。
勉強は病室で一人でもでも出来ますが、分身を使うことで、友達を作ったり、遊んだり、思い出を残す事ができます。
フリースクールや特別支援学校、私立小学校など、少しずつ導入事例が増えています。
そよ風分教室では、入院生徒がベッドサイドから分教室の授業に出席するためにOriHimeを利用しています。
顔を出さなくてよいため投薬治療中の生徒も気軽に利用でき、通常の授業はもちろん、生徒主体の発表会である「そよ風ライブ」での発表や、移動水族館の見学イベントにOriHimeで参加したりなど、幅広く活用されています。
東京シューレのフリースクールでは、不登校生徒の学校見学や授業やイベントの参加にOriHimeを利用しています。
対面で人に会うことにストレスを感じる場合でもOriHimeでならば登校ができる生徒もおり、中にはOriHimeで友達を作ったことがきっかけとなり、最終的には本人が学校に復帰したケースもあります。
育児や保育、病気、ケガなど様々な理由で出勤できない人がいます。
OriHimeを使えば家や病院から、そこにいるかのような存在感を持ってオフィスとコミュニケーションを取ることができます。
テレワークでのコミュニケーション手段として、OriHimeを採用する企業さまが増えています。
NTTクラルティでは、障害により通勤が困難な社員の会議参加や、社内メンバーとのコミュニケーション補助にOriHimeを利用しています。
会議の際にロボットの動きがあることで、その人がその場にいるような存在感があると好評です。
また、社内福利厚生施設の受付としてOriHimeで在宅勤務の社員が対応するなどの遠隔受付のトライアル利用や、聴覚障害者の方の遠隔手話通訳のトライアル利用なども行っています。
デザインフィルでは在宅勤務をする際に、社員がOriHimeを使い会議などに参加しています。また、社員が香港出張中時に日本の会議に参加する際にOriHimeを利用するなど、海外出張時のツールとしても使われています。
年齢や仕事、海外留学などで親しい人の結婚式に参加できない方が、OriHimeを遠隔操作して結婚式に参加するために利用されている。操作者からは「周囲の人と会話ができた」、「新郎新婦にお祝いをいえた」などとても好評だ。
障がいのある生徒に対し、教師がOriHimeを使って授業をすることで生徒の行動に変化がみられるかどうかの研究を行っており、「生徒の学習意欲向上につながる可能性がある」と発表している。
株式会社フラクタルでは、セールスプロモーション領域での販売促進や買物支援のコミュニケーションロボットとして実用化を進めています。
例えば、訪日外国人買い物客に、売場でOriHimeを通して母国語でオペレーターが商品を紹介したり、台東区の「モノマチ」イベントでは、OriHimeが参加者の代わりに街をめぐって「ものづくり」を疑似体験していただきました。
「あなたにとってOriHimeとは」
OriHimeは人と人の環の中でどのような存在になっているのでしょうか。
病院で学校で家族で、笑い合ったり、ケンカしたり、感謝したり。
OriHimeを通して繋がりの環が広まっています。
様々なつながりのカタチを、OriHimeと一緒に生活している方々の声を通して、ほんの一部ですがご紹介します。
番田雄太さま 22年間病院で寝たきり
孤独から生きる意味へ。「1人の時間が長い私にとって、人と人を繋げる出会いの達人 屋内にいても、誰かに必要とされる存在でいられる、それがOriHimeです」
金石大佑さま 大学博士課程
留学中のため、友人の結婚式への出席を諦めていました。OriHimeを通すことで、新郎新婦の結婚を他の友人たちと祝うことができ、共に時間を共有できて良い思い出となりました。私にとってOriHimeとは扉をつないでくれる“鍵”でした。
アーレ・タラルセンさま 2児の父親
ノルウェーではALS末期患者の在宅医療は困難。施設に隔離されてしまいます。OriHimeに出会ってからは、闘病中も、2児の父親としての役割を楽しく振舞えるようになり、子供たちも大喜びです。
NRE大森弥生ハイツ(岡田雷太さま)
大森弥生ハイツでは、OriHimeを導入し、成年後見人や退所後入居者の施設訪問、体調の悪い入居者の外出の手伝いとして、数々の運用の試みを行ってきました。OriHimeはただコミュニケーションの機会を増やすだけでなく、入居者の社会性の向上にも繋がると感じています。
高木有理さま 学生
海外に住んでいたわたしは、もともと頻繁なOriHimeユーザーでした。日本が恋しくて寂しい思いをしていたなか、OriHimeを通じて親友に会い、新しい友達を作り、そして日本に帰るきっかけをもらいました。
〒108-0014 東京都 港区芝5-1-13 三ツ輪三田ビル6F